社員インタビュー


当社の中心業務を担う、フィールドサービスエンジニア7名に

働き方についてインタビューしてみました!


Q現在のお仕事はどのような内容ですか?
A私の場合他の人たちとは違って、主に神奈川県内の現場を担当しています。荏原からのオン・コール(荏原に入件した緊急対応物件)を中心に、「チョっと来い」の仕事から、分解整備や取替などなんでも屋ですね。もちろん一人では無理な内容のものは、他の社員にヘルプを頼んだりしてこなしています。現場は横浜を中心に、川崎・湘南エリアが中心ですが、道が混んでいますから移動するのが大変ですね。
Q会社に対しての要望は?
A言いたいことはたくさんあるけど・・・(笑)やはり「人」ですね。現場は人が動いて回っていきますからね。神奈川も市場が大きく、私一人だけでは限界がありますから、人員増強をしてもらいたいですね。ホント。


Q株式会社イディアという会社の役割をどのように考えていますか?
Aまず第一に給水というライフラインを支えることでしょう。特に東京という大都市はマンション、ビルが林立していてそのほとんどに給水設備がありますよね。メーカーやシステムも様々だし。ポンプという機械は人の目に触れないところに設置されていますから、水が出ていれば誰も関心がありません。しかし一旦断水になると大騒ぎですよね。そうするとそのビルを建てたゼネコンさんや設備担当のサブコンさん、管理を委託さえている管理会社さんなどからメーカー(当社の場合は荏原)に連絡が入り、我々が出動しているわけです。いわゆる救急車みたいな感じでしょうか。
もう一つはイディアのメインサービスである保守契約現場のサポートですね。これは緊急事態を無くするために定期点検を行い、故障しないよう事前に手を打っていただくサービスです。もちろん都条例に縛りのある給水設備が中心になりますが見えないところでしっかり水インフラを支えている、というのがイディアではないでしょうか。


Qイディアは荏原製作所の協力店ですが、荏原との関係をお聞かせください。
A私の業務は主にオン・コールという荏原に入件する故障対応や新設現場の試運転などです。現場は毎日変わります。その内容は、千差万別でポンプという機械だけでなく、施工状態や配線状態など広い知識が必要となります。また製品の初期クレームのような場合もあって、その状況をメーカー側にフィードバックするのが役割の一つです。呼ばれて行ったら他社製だったということもたまにはありますが。(笑)
最近は機械的なことより制御(各種センサーや基板類)の改変が多く、覚えるのが大変ですね。不具合の原因がどこにあるのかわからない時もあって、荏原へ確認し、荏原側も場合によっては設計や品管へ問い合わせたりと総力を挙げて対応し、無事解決したときは、自分の経験が一枚加わったと実感します。


Qイディアの仕事で大変なことは何でしょうか?
Aそーですね、やはり夜間緊急当番でしょうか。いつ電話がかかってくるかわかりませんから、落ち着けませんね。最近でこそ慣れてきましたが、入社して2年過ぎたくらいから当番になったときは、不安もありました。
Q実際、緊急で現場出向したときはお客様からの反応はいかがですか?
A緊急で夜間呼ばれる場合というのは、断水がほとんどです。荏原製作所の緊急受付サイドで、ある程度できることできないことを説明して、了解をいただいて出向していますので、あとは現場状況を確認して私が対処できることをやるだけです。最低限水を出すことを考えます。部品がなくてそれも無理なこともありますが・・・。
お客様にしてみれば、ともかく専門家が来た、という安心感が大きいと思います。


Q現場作業で注意していることはどんなことですか?
A
いまイディアの担当する保守契約は1700件くらいあって、全部の現場を経験しているわけではありません。給水ユニットのみの現場もあれば、排水ポンプもセットになった契約現場もあります。ポンプの設置場所も色々で、初回点検の時はどこにあるのか探すこともあります。やっと見つけたらハッチの中でクモの巣が張っていたり、入って大丈夫かな?と思う現場もありましたね。ちゃんと酸素濃度系で測って安全第一で作業しています。
またポンプユニット更新では、機械の重さも100㎏を超えますから、3~4人がかりでの作業となります。ですからイディアでは資格を取る必要があります。酸欠(酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者)や玉掛(たまがけ技能講習)が必要なので取得しました。会社が受講費用を出してくれるので、助かります。この他にも資格取得にチャレンジしたいと思います。


Q入社して4年が経ちました。最近の様子をお聞かせください。
A現場作業にも慣れて一人で現場に行くことが多くなりました。自分なりにこなせていると自負しています。現場の件数も多く任せてもらっています。
Qこれから目指すことはありますか?
A
まずはいろいろな現場を通じて経験を増やすことです。緊急の点検もありますから、お客様の不便をどうすれば解消できるのかは、経験がものをいうと思っています。我々の仕事は給水を守る仕事ですから、早く的確にお客様の不便を解消することが一番のサービスだと思います。またこれからは公的な資格にも積極的に挑戦して行きたいと思っています。会社では資格手当がありますから、ゲットしたいと思います。(笑)


Q2022年に入社して1年が過ぎましたが、この1年を振り返っていかがですか?
A入社して1年間は先輩社員とつきっきりで指導をしていただきましたが、慣れないことが多く、戸惑うことが多かったです。点検だけでなくユニットの整備や更新作業など、現場での安全のこととか、作業手順、工具の使い方など覚えることが多く、数をこなしながら身に着けていくしかないと思いました。
自動車免許も取り立てで、先輩社員のサービスカーでおそるおそる練習をさせてもらいました。2023年1月からサービスカーを与えられ、4月からは一人で点検現場を任せてもらうようになりました。車も点検作業もまだ若葉マークです。
Qこれからの目標を教えてください。
A
納入後15年以上の古い機器もあるため、経験を積んでより多くの機種を扱ってみたいと思います。また報告書の書き方にも慣れていきたいと思います。東京地区ではこれから取替の必要な古い機器が多い為、お客様に納得して取替していただくような報告書の書き方を勉強したいと思います。自分の報告書が元になって取替の受注につながることを願っています。